【サレ妻の記録③】離婚宣告・夫の不倫で心が壊れそうだったサレ妻のメンタルの保ち方

さようなら夫、こんにちは未来

さようなら夫、こんにちは未来〜サレ妻、母ひとり子3人わが家の暮らし再構築期〜

こんにちは。

3兄弟子育て中のみんとです。

これまでプロフィールでは少しだけ触れてきましたが、
ここから少しずつ、わが家に起きた出来事をを連載記事として綴っていきます。

想像もしなかったような出来事に直面し、
それでもこどもたちとの日々の暮らしを守りながら前に進む中で、
「同じような境遇の誰かの、少しでも心の支えになれたら」
という思いが強くなりました。

そんな気持ちを込めて、このシリーズを始めます。

シリーズ記事1回目はこちらです。

今回は、信頼していた夫から突然の離婚宣告、そして不倫を確信するまでの中で、私が心を壊さずに過ごしてこられた方法について書いてみます。

心が折れそうだった毎日

夫との話し合いでは、私は「家族として良い方向に向かいたい」と願っていましたが、夫は自分の希望だけを押し通そうとし、私の気持ちに寄り添う姿勢はありませんでした。

一方的に離婚を突きつけられ、不倫を否定されたまま、雑な扱いを受け続けることで、私は何度も深く傷つきました。

本当に辛かった時期、ふと・・・

「今、大きな災害が起きて、このまま家族みんなで消えてしまえたら…」
「そうすればこの悩みから解放されるのに…」

と、思ってしまう瞬間もありました。

それでも、自暴自棄にはなりませんでした。子どもたちの存在が、私を支えてくれたからです。

「一人で悩んでいたら潰れてしまう」と思い、私は少しずつ、誰かに話をすることを始めました。

誰かに相談することで救われた

まずは身近な人に話すことから

私はまず、実母と親しい友人2人に状況を打ち明けました。
気持ちに寄り添って話を聞いてくれたこと、些細な会話で笑わせてくれたこと、全てが本当に救いでした。

夫からどんなにひどい扱いを受けていても、

「私には、ちゃんと寄り添ってくれる人がいる」

と思えることは、心の大きな支えになりました。

冷静な判断ができなかった時期もありましたが、母や友人からアドバイスを受けたことが、後々とても役に立っています。

少しづつ話せる存在が増えた

最初のころは、母親と友人ふたりに話すだけでした。

こんな重い内容を、他の友達には気軽に話せなくて。
かといって、近況をごまかして取り繕って話すのも、なんだか自分を偽っているようでしんどくて…。
そう思ううちに、友達と会う機会が減っていきました。

しばらくして、夫の不倫を確信した頃。
「もう、何事もなかったように家族を続けることはできないな」と思ったあたりから、私は気づきました。

これからも付き合っていきたい大切な友達には、自分の今を知っていてほしい。

そう思うようになってから、少しずつ話せる相手が増えていきました。
そして不思議なことに、状況を知ってくれている友達との時間はとても心が楽で、ありがたくて。

一緒に遊んだり、話したりする中で、友達が持っている知識や、ふとした声かけに救われることも多くなりました。

「自分ひとりじゃ気づけなかったな」
「そういう考え方もあるんだな」

そんな新しい気づきが、心を立て直していく手助けになっていきました。

気軽に話せる「ママリ」と「LINEオープンチャット」

最初は**子育てアプリ「ママリ」**で匿名相談していました。思った以上に親身なコメントが多く、安心してやりとりができました。

その中で、「LINEオープンチャット」という存在も知り、実際に参加してみることに。

📱LINEオープンチャットとは?

  • LINEとは別に匿名で参加できるグループチャット
  • 離婚・別居、モラハラ、不倫などテーマごとに探せる
  • 同じ悩みを持つ人とつながれる心の避難所

💬私が感じたメリット

  • 匿名なので本音が話しやすい
  • 同じ境遇の人に共感してもらえる
  • 他にもこんなに頑張ってるひとがいると思うと励みになる
  • 気が向いたときだけ読んだり、参加できる
  • 退会も自由、気軽に出入りできる
  • 専門家が管理しているグループもある

私も「離婚」「シングルマザー」などのキーワードで検索して、いくつかのチャットに参加しました。いろんなチャットや雰囲気も違うので、自分にあったチャットを探してみてください。

自治体の女性相談

自分の状況を知り合いに話したくないという方には、匿名で相談できる機関もおすすめです。

私は所在地の県が運営する女性相談の専門機関にも相談をしました。

家庭内の問題や人間関係、離婚や暴力、不安な気持ちなど、幅広い相談に対応してくれる安心の窓口です。時間制限はありますが、匿名で相談にのってもらえるのでおすすめです。

各地にある女性支援機関

機関の名称特徴・対象内容
各都道府県の男女共同参画センター相談、情報提供、講座やセミナーなども実施
配偶者暴力相談支援センター(DV相談)配偶者やパートナーからの暴力に関する相談
市区町村の福祉課/家庭児童相談室子育てや家族関係も含めた総合相談が可能
女性の人権ホットライン(法務省)0570-070-810:全国共通、差別や暴力に対応
全国共通の相談窓口「DV相談+(プラス)」24時間対応・SNS相談も可

「自分の住んでいる地域名 + 女性相談」で検索すると見つけやすいです。

匿名・無料での相談が多く、専門の女性相談員が対応してくれることが多いです。

DVやモラハラ、離婚、シングルマザーの生活支援に特化した相談もあります。

離婚は無理。でも、前に進みたかった。

当時の私は、「こどもが小さい今では離婚は無理。とにかく夫からの離婚は拒否する」というスタンスで、毎日をなんとかやり過ごしていました。
けれど、その“我慢するだけ”の生活は、本当に苦しくて、誰かに気持ちを聞いてもらって楽になっても、また苦しくなる繰り返しでした。

それでも、ほんの少しでも「自分は前に進んでいる」と思えることがあるだけで、心がなんとか保てた気がします。

私の場合、そのひとつが「将来、子ども3人を1人で育てていけるように生活基盤を整えること」でした。

副業に踏み出したきっかけ

幸い、私はパートではありますが看護師として働いていました。子育てに理解のある職場だったので、今の仕事は続けたいと思いました。

とはいえ、子どもの体調不良で突然休むことも多く、学校の休日やGW等の休暇はこどもたちと過ごす時間も持ちたかったので、私も合わせて休んでいました。
その中で、自宅でできる副業を少しずつ始めたいという気持ちが生まれました。

まず登録したのは「クラウドワークス」です。
アンケートなどの簡単な案件に少しずつ挑戦し、ほんのわずかでも報酬が得られることで、気分転換になりました。
※悪質な案件もあるので、登録する際は慎重に調べてください。


ブログとお金の勉強が、私を支えた

副業やお金の知識をもっと深めたくて、「リベラルアーツ大学」の動画を見るようになりました。
その中で興味を持ったのが「Webライター」という仕事です。

とはいえ、いきなり未経験でライターに挑戦するのは不安でした。
そこで、自分でブログを運営して経験を積もうと思ったのが、**「こどものいる暮らし」**というこのブログを始めたきっかけです。

また、お金について学び始めたのには理由があります。
家計の管理は私がしていましたが、資産運用はすべて夫任せでした。
私は投資や資産形成が苦手で、ずっと避けてきたのです。

でも今、夫のことを信用できなくなったことで、「私も自分で学ばなければ」と気持ちが大きく変わりました。
動画を観て勉強を続ける日々。今はまだ夫との問題解決が最優先ですが、落ち着いたら、もっと本格的にお金のことを学びたいと思っています。


我慢だけじゃない。記録することで心を保った

実はこの頃、夫との再構築への期待が少しだけ残っていました。
だからこそ、「いつか目が覚めたときに、自分の発言や行動を振り返らせよう」と思い、夫の行動を一覧でまとめたり、LINEや話し合いの内容をカテゴリー別に整理したりしていました。

この記録作業は、私にとって大きな支えになりました。
「自分はただ黙って我慢しているだけじゃない」と思えることで、苛立ちや不安な気持ちが少しずつやわらいでいったのです。

自分の心を守ることが、こどもを守ることにもつながる

つらい状況の中で一番大切だったのは

自分の心を守ることをあきらめない」ことでした。

私は負けず嫌いな性格もあって、

「こんな最低な夫に、絶対に負けたくない!」
「子どもと私で、絶対に幸せになる!」

という気持ちに少しずつ変わっていけたのかもしれません。

同じように悩んでいる方がいたら、まずは誰かに話してみてください。
あなたの気持ちを受け止めてくれる人は、きっといます。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

次回は弁護士相談の体験談を綴ります。

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