夫の不倫と向き合った10か月

さようなら夫、こんにちは未来

さようなら夫、こんにちは未来

〜サレ妻、母ひとり子3人。わが家の暮らし再構築記〜

こんにちは。
3兄弟子育て中のみんとです。

これまでプロフィールでは少しだけ触れてきましたが、
ここから少しずつ、わが家のことをシリーズ記事として綴っていきます。

同じような経験をした誰かが、少しでも「自分だけじゃない」と思えるように。
そんな想いを込めて書いています。

シリーズ記事1回目はこちらです。

この記事では、夫に離婚を切り出され不倫に気付いてから証拠を集めると決意するまでの日々についてまとめています。

違和感の始まり それは、気のせいではなかった

夫の様子が、少しずつ変わってきたと感じたあの頃。
「気のせいかな」と何度も自分に言い聞かせていたけれど、
あの違和感は、気のせいなんかじゃありませんでした。

夫から離婚を切り出されて数日間は、

食事もしっかり食べれず、眠れず、ふとした時に涙が出て止まらなくなりました。

子どもたちに気付かれないように振舞わないと・・・

と、気持ちを奮い立たせて日々を過ごしていました。

夫の言い分と違和感

夫の話す離婚したい理由は

「私と一緒にいるのが精神的にツライ」

子どものために話し合いや歩み寄りすらしようとしない。
その理由は毎回、思いつきのような内容ばかりでした。

夫に「幼馴染の女の子が原因じゃないの?」と聞いた時、
彼は否定しつつも、幼馴染の名前と独身であることを話してくれました。

10か月間の間に起きた夫の行動変化

いま振り返ると、変化のサインはたくさんありました。
でも当時の私は、それを確信に変える材料が欲しくて、
静かに、丁寧に、夫の行動を観察し始めました。

スマホに関する変化

  • 常に肌身離さず持ち歩くようになった
  • リビングに無造作に置かなくなった
  • 私の前では一切触らなくなった
  • こどもの写真だった待ち受けがスマホ内蔵の画像に変わった
  • 充電する時は枕の下にスマホを置くようになった

行動パターンの変化

  • 急に洗顔フォームを使うようになった
  • 帰宅時間が遅くなることが増えた
  • 毎週末「買い物」と言って決まった時間に外出

私の中で続いた「葛藤」と「準備」

だんだんと私の中で、夫の不倫は確信に変わっていきました。

この時点で、私の夫に対する気持ちは冷めきっていたのに・・・

  • 私の収入で、まだ小さい子ども3人を育てていけるのか不安
  • 子どもたちと父親の関係は悪くない。父親として必要な存在ではないのか?

でも——

不倫なら長期戦で戦うしかない。
法的に守られるのは、不倫相手じゃなくて私なんや!

長期戦になれば、奥さんと別れない夫に不倫相手が嫌気をさして関係が壊れるかもしれない。
そう思って、長期戦覚悟でこれからの日々を過ごす決意をしました。

覚悟を決めて「準備」を始めた

長期戦の覚悟をした中で、ふと思いました。

このままでは、子どもを守れないかもしれない。

そして、いつ離婚してもいいように少しずつ動き始めました。

わたしが始めたこと

  • 家計の見直しと生活費の管理
  • 財産分与に備えて、「へそくり」としてお金を確保
  • 財産分与の対象になる物のリストアップ
  • 夫との話し合いは必ず録音
  • 証拠になりそうなLINEの保存、写真の記録
  • 心の整理と情報収集のために、信頼できる存在への相談と日記記録

これは「夫を問い詰める」ためではありません。

「いつでも子どもたちと4人で生活できるように」
自分のため、そして母としての準備だったんです。

心が決まった「あるきっかけ」

夫は離婚を切り出しながらも、具体的な行動に出ようとしませんでした。

しかしその間にも、嘘とわかる理由で実家に何度か帰省……
私は、夫との生活がストレスになり、単身赴任を提案。

ところが後日、夫が不倫相手と単身赴任や子どもを持つ話をしていることを知ってしまいました。

「この人は、こどもの事をまったく考えていない」
「子育てよりも、新しく人生を歩むことを選んでいる」

怒りよりも先に込み上げたのは——
子どもたちを守りたいという強い気持ちでした。

この人は、自分の欲望のために、
子どもたちの未来を平気で踏みにじろうとしている。

それだけは、許せない。
私の人生も、子どもたちの人生も、守りたい。

次回

次回は、10か月間の中で自分のメンタルを保つためにした私の行動について書いていきます。

心が折れそうな中でも、前を向くしかなかった母としての決断。
よろしければ、また読みに来ていただけたら嬉しいです。

このシリーズでは、
サレ妻としての日々・家庭再構築の過程・母ひとり子3人の暮らしのリアルを
これから少しずつ書いていきます。

どうか、どこかの誰かの力になりますように。

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