【サレ妻の記録④】離婚宣告・夫の不倫が発覚したサレ妻が弁護士相談を利用した体験談

さようなら夫、こんにちは未来

さようなら夫、こんにちは未来~サレ妻、母ひとり子3人わが家の暮らし再構築期~

こんにちは。

3兄弟子育て中のみんとです。

これまでプロフィールでは少しだけ触れてきましたが、
ここから少しずつ、わが家に起きた出来事をを連載記事として綴っていきます。

自分自身が予想もしなかったような出来事に直面し、
それでも日々の暮らしを守りながら前に進もうとする中で、
「同じような境遇の誰かの、少しでも心の支えになれたら」
という思いが強くなりました。

そんな気持ちを込めて、このシリーズを始めます。

夫から突然の離婚要求――
さらに明らかになった不倫。
この現実とどう戦えばいいのか分からず模索する日々の中で、私は弁護士相談を利用しました。

この記事では、実際の弁護士相談の体験や流れ、費用、気づきについてまとめます。

どんな時に弁護士相談がおすすめ?

弁護士相談をおすすめしたいのはこんなとき

  • 法的なアドバイスが必要なとき
  • 今後どう動けばいいのか整理したいとき
  • 離婚や慰謝料請求の選択肢を知りたいとき

💡 「今すぐ誰かに話を聞いてほしい」「気持ちを整理したい」という場合は、弁護士ではなくカウンセラーや女性相談窓口の方が合っていることもあります。

※相談窓口については、以前のブログ記事にもまとめています

弁護士相談前の気持ち

  • なんだか敷居が高いなぁ…
  • お金がかかりそうで不安やなぁ…
  • そもそも今後の生活がどうなるのか分からんなぁ…

そんな気持ちでいっぱいでした。
でも実際は、相談だけで解決することもあるし、無料相談や1回5,500円程度で利用できるところもあります。

弁護士相談でよくあるお悩み

以下のような家庭内トラブルで相談される方が多いそうです

  • 配偶者の不倫(慰謝料請求をしたい・された)
  • 離婚を考えている or 離婚を迫られている
  • 子どもの親権や養育費について悩んでいる
  • 離婚後の生活費や財産分与を整理したい
  • 話し合いが難航しており、第三者の助けが必要

💡 弁護士は「味方」ではなく、「法的に妥当な落としどころ」を探す専門家です。
でもそのアドバイスが、感情に振り回されずに前に進むヒントになります。

弁護士費用ってどのくらい?

💡 相談だけで終わる人も多いです。
私も実際に、何度か相談のみで利用しています。

  • 初回相談料:30分〜1時間/約5,500円(無料の事務所もあり)
  • 依頼時の費用目安
    • 着手金:10万〜30万円前後
    • 成功報酬:慰謝料・財産分与額の10~20%
    • スポット対応(書類作成、交渉のみ)も可能

📝 法テラスという収入に応じた支援制度もあります(分割払い対応・無料相談)。
https://www.houterasu.or.jp/

弁護士相談の流れと雰囲気

  1. 予約(電話・Webフォームなど)
  2. 相談シート記入(家庭状況・トラブルの時系列)
  3. 面談(30分〜1時間)
  4. 法的なアドバイスや今後の選択肢の提案

私は複数の事務所に相談しましたが、いずれもWebから問い合わせ、事務所から電話確認→相談日の調整という流れでした。

弁護士事務所の探し方は

  • 検索して探すパターン
  • 住んでいる市町の無料弁護士相談(開催している曜日が決まってる)
  • 女性相談窓口から弁護士相談予約ができることもある

スムーズな相談のための準備

相談時間を有意義にするために、以下を準備しておくと良いです。

  • 時系列まとめ(簡潔な箇条書きがおすすめ)
  • 証拠(LINE・写真・音声など)
  • 相手の収入や資産に関する情報(源泉徴収票や所得証明など)
  • 自分・子どもの生活状況メモ
  • 聞きたいこと・相談したい内容のメモ

時系列まとめは結婚した時期、こどもの生年月日、トラブルが起きた時期を聞かれました。

実際の体験談と弁護士選びのコツ

私は証拠が揃い、内容証明を送る前のタイミングで初回相談へ。
文書を確認してもらい修正箇所を教えてもらい、持っている不倫の証拠は「この証拠で十分か?」を判断してもらいました。

その後、夫との話し合いが進まず、別の弁護士に再相談しました。
2人目の弁護士は、法律の話だけでなく、経験から「どう動くべきか」も丁寧に教えてくれたので、「もっと早く相談すればよかった」と感じました。

💬 弁護士は“相性”が大事です。
初回相談だけで依頼しなくてもOKなので、複数相談して比較するのもおすすめです。

弁護士選びで知っておきたい「利益相反」って?

弁護士には**「利益相反」**というルールがあります。

つまり、自分と対立関係にある相手(夫や不倫相手)と、同じ事務所の弁護士に相談することはできません。

  • 同じ「法律事務所内」であってもNG
  • 情報漏洩の可能性を防ぐため

実際、私も相談予約時に「相手方の名前(夫・不倫相手)」を伝えて確認されました。
相手よりも先に良い弁護士さんを先に押さえておくことは大きな意味があります。

弁護士相談で得られた気づき

  • 法的な視点が入ることで、感情ではなく戦略的な行動ができる
  • 優先順位が整理され、「まず証拠確保→別居→交渉」という流れが見えてくる
  • 一人で抱えず、専門家と一緒に考える安心感がある

正直、最初は「弁護士に相談なんて気軽にはできへんな」と思っていました。
でも実際は、相談だけでもOKで、むしろ今後に備えて定期的に相談することが大きな武器になります。

非常識な相手に対して、まともに向き合おうとする自分を守るためにも
“法律”という盾と、“信頼できる味方”である弁護士を、ぜひ活用してください。

このシリーズでは、
サレ妻としての日々・家庭再構築の過程・母ひとり子3人の暮らしのリアルを
これから少しずつ書いていきます。

次回の記事では、私が弁護士さんからもらったアドバイスを記事にまとめていきます。

どうか、どこかの誰かの力になりますように。

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