【サレ妻の記録⑨】探偵報告まであと少し—不倫夫が急に態度を変えた理由

さようなら夫、こんにちは未来

さようなら夫、こんにちは未来~サレ妻母ひとり子3人わが家の暮らし再構築期~

こんにちは。

3兄弟子育て中のみんとです。

これまでプロフィールでは少しだけ触れてきましたが、

ここから少しずつ、わが家に起きた出来事をを連載記事として綴っていきます。

自分自身が予想もしなかったような出来事に直面し、

それでも日々の暮らしを守りながら前に進もうとする中で、

「同じような境遇の誰かの、少しでも心の支えになれたら」

という思いが強くなりました。

そんな気持ちを込めて、このシリーズを始めます。

義実家にひとりで帰省し、その間に家族の目を盗んで不倫相手と何度も密会していた夫。そんな夫がわが家に帰ってきたあと、様子が一変しました。

不倫相手と密会後、夫の様子に変化が

ゴールデンウィークが終わってから、夫の行動に明らかな変化がありました。
もともと物静かで、どちらかというと暗い性格の夫。そんな彼が、急に明るくなったのです。特に、子どもたちと接する時は、ニコニコと笑顔で話しかけている姿が目立つようになりました。

ある日、私は夕食後のデザートとして、手作りプリンを用意していました。
次男は「お腹いっぱいやから明日食べたい」と言ったので、1個だけ冷蔵庫にとっておいたのですが、しばらくして夫がそれを見てこう言ってきました。

「これ、食べていいん?」

不倫を隠して離婚を切り出し、全ての原因を私に責任転嫁しておきながら、何食わぬ顔で私の作った料理を食べ、さらにはデザートまで平然と食べようとする姿に、正直ゾッとしました。


私は「次男の分やから」と伝えると、夫はまたこう返してきました。

「4個だけ作ったん?」

まるで、これまでの事が何もなかったような口ぶりに、心の中では怒りがこみ上げてきました。

次男の発熱と“優しい父親”アピール

ある日、次男が熱を出しました。
中耳炎を繰り返している子なので、今回も症状や熱の出方から「また中耳炎やな」と、母親のカンが働きました。

夫は何も言わず普通に朝は出勤しましたが、その後すぐにLINEが届きました。
なんと、「自分が看病しようか」と申し出てきたのです。

私は「大丈夫」と断ったものの、なぜか夫はしつこく引き下がりません。
わが家は車1台のみ生活、夫はバイク通勤。私が車を使って出勤や子どもの送迎をしています。
夫は「徒歩圏内の耳鼻科なら自分が連れて行けるから」と理由をつけてきましたが、次男がいつも通っている耳鼻科は車がないと行けない場所にあります。

そのことを説明して再度断ると、次に夫から来たLINEはこんな内容でした。

「もう1台車が必要だと思いませんか?
俺が休んで通院させたりできるし、習い事の送り迎えとか、何かと必要だと思います。」

「今さら何を言ってるん?」と耳を疑った

結婚当初、私たちはそれぞれが車を所有していました。
でも、夫の希望でバイク通勤に切り替え、長男が生まれてからはチャイルドシート付きの車が家族のメインカーになりました。
そして「車は2台も必要ないよね」と話し合って、今のスタイルで10年間やってきたのです。

そんな経緯がある中での、突然の「もう1台必要」という提案。
思わず耳を疑いました。なぜ今になって、急にそんなことを言い出すのか。

不自然なほどの機嫌の良さの理由

そして今朝も、夫は機嫌がよかった。
あまりに不自然なその様子に、私は思い出しました――以前、不倫旅行前にも夫は機嫌が良くなったことを。

「また何かを企んでいるんじゃないか?」

そう思った矢先、夫から再び長文のLINEが届きました。


「これまで、あなたとの関係を保つのが辛くて離婚したい、転職したい、実家の稼業に加わりたい……
とにかく自分のことしか考えられていませんでした。
確かに、あなたの言う通り、自分の選択ばかりを優先していました。本当にごめんなさい。

あなたと一緒にいて辛いという気持ちは変わりませんし、歩み寄れる自信もありません。
離婚したいという思いは、今も変わっていません。
でも、どんな方向に進むとしても、子どもに悪影響を与えない関係性は保たなければならないと思っています。

このまま同居を続けるなら、子どものためにもお互いに歩み寄る必要があると思います。
今後の自分の考えとしては、“別居”をしたいです。」


急な態度の変化と「探偵報告書」

この1年間、私が関係修復を目指す時期もありました。

会話はない、それでも作り続けた夫のお弁当。

毎日、挨拶してもずっと無視し続けてきた夫。


それが急に、朝起きて顔を合わせた時や夜の帰宅時に、夫から私に挨拶をするようになりました。

夫からの別居要求

「最近機嫌が良かった理由は、これだったのか」

ようやく腑に落ちました。

でも、私はもう準備しています。
もうすぐ探偵から調査報告が上がってくる予定です。

その報告書を武器に、私は不倫男を追い詰めてやる――
そう決めてからの1ヶ月間は、私にとって静かなる“我慢の時”となりました。

このシリーズでは、

サレ妻としての日々・家庭再構築の過程・母ひとり子3人の暮らしのリアルを

これから少しずつ書いていきます。

どうか、どこかの誰かの力になりますように。

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